超磁気不良伝説
こんにちわ。
アリサ役の初音東減牙未来(カイネネ(;;))です。
今ここの文章を打っている僕は神の悪戯によって電車内で向かい合って無限イチャイチャをしているカップルが目の前に設置されています。
ムカつくので電車のドアの横のスペースを完全に確保しました。
そしたら2人で抱きしめあい始めました。
生まれた時に自爆する機能付いていて欲しかったな。
最近は寒くなり「寒すぎてサムスになった」という古典的なギャグを呟く程になりました。
そんな中でも私達は外に出て働きに出たり学校に行ったりするわけで。
僕はいつも電車で出かけるんですけどそこで必要になるICカード(定期)が
磁気不良
を起こしてしまいました。
しかもそれ帰りの出来事なんですよ。行きは大丈夫だったんですけどね。
僕はICカードをいつもキーケースのよくわからないスペースに学生証と一緒に入れていました。
それで3年間過ごしたんで問題ないなと思ってはいたのですが……こういうのって急に起こるんですね。
仕方ないので改札を通る時に「すいません……磁気不良かなんかで反応しなくなったのですが……」と窓口で聞きました。
磁気不良かなんかってなんだ。
そうすると
「はい。(ICカードを謎のステージに登壇させる)……ではこのままどうぞ。」
と言われました。
確かに定期圏内ではあるから通してもらえるのは当たり前だけど……
僕は世間知らずなので大抵こういう問題は窓口が解決案を僕に提示してくれるものだと思っていました。
しかしそれとは裏腹に普通にそのまま通されてしまい困惑する僕。
👴。〇 (助けて……)
そんな願いも虚しく次の対応にうつる窓口の人。
その後2回改札を通ったのですが全てスルーされていて「もしかして一生このまま……?」と独裁スイッチを押した(そのセリフは石ころぼうしの回であると指摘を頂きました。ドラえもんオタクきしょ。)後ののび太のようなセリフが脳内を駆け巡りました。
まあそんなわけもなく最後の最寄り駅の改札で丁寧な説明を頂くことができました。
発行に時間がかかるためしばらくは窓口で定期を提示して通る生活になりました。
今日はその1日目です。「ジキフリョウデハッコウマチデス」という文章を覚えた僕は帰ろうと窓口に向かいました。
すると向こう側から二人ほど並んでいました。
一番前では外国人が何かを提示してカタコトのニポンゴで説明していました。
これはまあ早かった15秒ぐらいで終わっていた。
次がやばい。
窓口担当のお兄さんに説明し終わったと思ったらお兄さんは急に慌ただしく動き始めました。
次の展開までなかなか進まず1分半程かかっていました。
20分おきに来る電車が……
ようやく戻ってきたお兄さん。そうすると今度は現金による精算が始まりました。
しかも小銭を一生懸命探しておっせぇ〜のなんの。
気づけば後ろに4人ほど並んでいました。
まあけど冷静に考えれば先に僕がいたので優先権は僕にあるだろうと思い精算が終わったのを確認して前進!
👴(僕)「スイマセ……」
👄(向こう側にいた女の人)「%・)##%・c(!!!」
一瞬何が起きたのかわからなかった。
どうやら後ろに並んでいた女性が僕より後に来たにも関わらず優先権を無視して突っ込んだらしい。
時計を見る。後3分したら電車が来る。
やばい。
あれだけは逃したくない。早く帰りたい。
しかし1度そういう事例が起きるともう止まらない。
ずっと向こう側のターン
やめろぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお……
…………
ショックのあまり項垂れる僕。
もうダメだ……間に合わない……
そんなことを考えていると外国人の青年が順番を僕に譲ってくれた。
自分でも自覚するぐらい項垂れていたので慈悲をくれたのかもしれない……
ありがとう青年……これであの電車で帰れる……
次の電車は15分後でした。